嘘、鬼よ。













――
―――





勝ったのだろうか…?


地べたには、いつくもの肉。




生々しい…。




あれからは、一心不乱に斬り続けた。


何人斬ったかもわからない。




手の感触が抜けない。


あの惨い音が耳に残る。



顔に付いた血が固まったのか、頬が上手く動かない。






「三冷さん、さっきは助かりました。
あのとき貴方が敵を斬ってくださらなければ私は斬られていた。」




キッタ……?

私ガ。





この感触が、この臭いが、この味が、この景色が、この音が………


斬った





気持ち悪い


「…おえ…っ…ぅ」





「三冷さん!?三冷さん!?」







そのあともずっと吐きつづけた。