「いいじゃな~い、そんな事思いつくなんてさすが虎ちゃんね~」
「私もシェアハウスの最後の思い出に何かしたいって思ってたんだよね~久しぶりのチーム紅虎結成ね!」
家に帰って、早速、みんなに集合をかけて作戦会議を開いた。
サンゴちゃんと奈々の反応は上々だ。
「せっかくなら、桃井くんや鳩羽さんにも手伝ってもらおうよ」
「いいねぇ」
お兄ちゃんの提案にサンゴちゃんも奈々も頷いた。
お誕生日席に座った紅虎が小豆ジャージの尻ポケットから札束を取り出し、ポンと机の上に置いた。
「資金は全て俺持ちで。いくら掛かっても構わない。最高な演出を頼む」
お互い思いついたアイディアを出し合って、それぞれの得意分野で役割分担を決めた。
奈々が仕事に向かう時間になったので、そこで一旦、作戦会議はお開きになった。
実行日は来週末、準備をする時間は短い。
「早速、明日から行動開始ね」
「オーケー」
サンゴちゃんとハイタッチを交わす。
紅虎が草さんのスーツも作らないとなとぶつぶつ呟いている。
あたしたちの作戦が何なのかは、当日までのお楽しみだ。

