「サイキンの手紙ではBenitoraがよくHanaのことを書いてたから。どんな子かなって会うのたのしみにしてました」
紅虎があたしの事をロミさんへの手紙に?
・・・素直に嬉しい。
思わず顔がニヤけてしまい、ロミさんにばれないように慌てて下を向いた。
「それで、紅虎は手紙であたしの事をなんて?」
気になってつい、ロミさんに訊ねた。
「ペットみたいって。見ていてアキナイし、オカシナ子だって」
「それって誉めてるの?」
あたしはロミ(犬)と同等って事?
だったら妹って言われた方がマシだよ~。
眉間に皺を寄せていると、隣を歩いてたロミさんがアハハと声を上げて笑った。
「Benitoraからオンナノコのことをきくのが初めてだったから。Aoiのことはよく知ってますけど・・・HanaはBenitoraのこと好きですか?」
いきなり核心に迫る質問が飛び出したので思わず、立ち止まってしまった。
質問を頭の中で繰り返して、「友達としてだ」と納得すると、うんと頷いた。
「よかった。Benitoraはサミシガリヤだから・・・風がキモチイイですね。少しあたってもいいですか?」

