「おい、こっちだぞ!!」
後ろからついに追っ手がやってきたのか数人の声がした。
「・・・置いてけ・・・。」
意識がなくなる、そう思ったときには遅かった。
大樹に支えられていた腕は、力を失って体ごと床へと落ちていった。
後ろからついに追っ手がやってきたのか数人の声がした。
「・・・置いてけ・・・。」
意識がなくなる、そう思ったときには遅かった。
大樹に支えられていた腕は、力を失って体ごと床へと落ちていった。


