どうせ、妹の前で良い顔したいんでしょ。

呆れ気味でそう思う私の感情はなんなんだろうか。

「よし、ミユ、手伝え!!」

ついさっきマイのせっかくの言葉を断ったというのに、私になぜ言う?!

なんて、思いながらもキッチンへ急ぐ。

「仕方ないなぁ…。」