イジワル王子の溺愛






「えぇ!!?」




「ちょ、声大きい!」





「あ、ごめん…」







慌ててあゆ美の口を押さえる







聞こえちゃうじゃない…!






あたしは目線をあいつに向ける






今日も充くんと話してる






窓側の席、光を浴びるあいつは輝いて見えるなぁ






あんなのあたしが手に届く存在じゃないのに、バカみたい