イジワル王子の溺愛






………ビクッ






初めて聞いた充くんの怒鳴り声に身を堅くした







「み、つるくん…?」






「あいつが今どんな気持ちかわかってるか?死の狭間を1人で行き来してんだぞ!?」






充くんの言葉があたしを突き刺す




「っ…それは…」




「あいつは馬鹿で自分勝手でどうしようもないやつだけどな、


馬鹿なくらい弱いやつなんだよ…」






充くんは泣いていた