イジワル王子の溺愛




「好きじゃねぇし!」





「はいはい、わかったから落ち着きなさい」






興奮気味の俺を雪姉がなだめるのはいつものこと






子どもの頃からずっと、俺と椎香の仲裁に入るのはいつも雪姉だった







それだけ俺達口げんかしてたのか?