「あゆ」 「何??」 「いつでも選択は変えてもいいからね?」 「へ?」 「後悔しても、その分頑張れば、またその分幸せが帰ってくる」 「どういう事?」 「道は沢山あるってこと」 「由愛…」 歳は同じでもあたしより大人な由愛 いつも困った時はあたしを助けてくれる 今だって どんなけあたしがその言葉に救われてるか 由愛は知らないだろうな… あたしはオフィスに向かう由愛を小走りで追いかけた。