「ごめん、急いでるから」


俺は、はやくあゆに会いたくて小走りで下駄箱に向かった。


シューズから靴に履き替えると


目の前には大好きな愛しい背中があった


「何だ、あゆ、待ってたのか?」

俺はあゆの手を握り傘を広げた


「帰ろうか」

俺はあゆに微笑みながら言った