「そうそう。でさぁ、干上がってるせいで、何か変なものが見えなかった?」



「変なもの?」


遥が眉をしかめる。



「ああ、あれだよね。石の祭壇みたいなヤツ」



「うん。それ」



「私も気になってた」
「あっ、私も」


亜理沙と朋美も同調した。