雨が降る日は誰か死ぬ

「あれ何?」


優希の家まであと少しのところまで帰ってきたとき、優希が口を開いた。


見通しの良い直線道路。


左は用水路で、その向こうが田んぼ。


右は民家と民家の間の田んぼ。

民家と民家は100mくらい離れているから、道の両サイドには田んぼしかない。


その真ん中の道路の上に、何か複数の塊があるように見える。



優希と泉は顔を見合わせた。