この学校に泰芽って俺くらいだろ。 でも…ウソだろ!? 「そっか…わかった」 その男はそう言って体育館を出て行った。 「想舞まだかな…呼び出しといてさ…」 やばっ…。 「梓名!!」 「泰芽!?何でここに居るん?想舞は!?」 「あぁ…い、いろいろ?」 俺は動揺が隠せなかった。 「も…もしかして今の聞いとった…?」 今のって…告白のことか? 聞きたくて聞いたんじゃなくて…聞こえたんだよな…。 「聞こえったっていうか…なんというか…」 俺がそう言うと梓名は顔を赤くした。