「ちょっとな…」 それしか言えねーんだって。 それでも夜里は何回もしつこく聞いてきた。 確かに俺が寝坊だなんてめずらしいから気になるのはわかる。 でも…答えれないから言わないんだ。 それをわかれよ。 そして俺はイライラしだした。 ヤバい…。 そう思って先に部屋を出た。 そのあと続けて夜里も出てきた。 それから一緒に黙って歩き出した。 途中、夜里が話しかけてきた。 「ねぇ…」 「ん…?」 「ごめん…ね?」 「……」 俺は黙ることしかできなかった。