「6月1日。」
ルオンとミファは顔をあげた
「ルオン!
私の運命の人!?」
「は?」
「どうしたの?、急に」
「占いで…!」
「は、占い?
運命の人ってどういうことだ」
もしもこの出会いが運命ならば
いっそう私はルオンと離れたくない
私は、
「おい、聞いてるのか?
何の話だ」
「私、人間界には戻らない。
決めたから
誰が何と言おうとここに残る。」
「おいおい、なんだよ」
「私はあなたの運命の人です。
簡単に離れたりしてやんない」
ルオンたちは不思議そうな顔で
私を見ている
「わけが分からん。」
「あたしもよ。」

