「私、大丈夫だよ?
行くならみんな一緒に行こ?」


「それはダメだ。
これ以上人間であるお前を巻きこめない
魔界はお前が思っている以上に危険だ」


「でもっ」


「でもじゃないわ、和音。」


ミファが私の言葉を遮る



「あたしたちは魔界のもの、
和音は人間、世界が違う。」


「そんなの……」



私は何も言えずただ黙っていた