Fate.LOVER        ~運命の恋人~


案の定水中で
もがくルオンがいた

私はすぐさまルオンのもとへ
向かった












「―――――――ルオン
ルオン、しっかりして!」



私は岸にひきあげたルオンをゆする



「…っ
……和…音…」


ルオンがゴホゴホとむせ、
目を開けた



「はぁ、よかったー
ほんと、無茶苦茶だよ」


「悪るぃ…」



ルオンは万全ではなかったけど
カルがまだそこら辺にいるかも
しれないとのことで
出発することにした