「話は聞いたぜ? そいつ、魔界の事 知ってるんだろ?」 突然背後から声がした 振り替えるとそこには 尾崎君の姿。 「なぁ高宮君ー?」 私はふと夏鳥が話していた 魔界の決まりというものを 思い出した 「和音は関係ない。」 夏鳥は背中に私を隠す 「ったく、めんどくせーな」 尾崎君は合図をするように 左腕を横に伸ばした すると何処からともなく バサバサと羽音が聞こえ 尾崎君の左腕に大きめの鳥が止まった