そして、昼休み

私は夏鳥との約束通り
屋上へ向かう


ガチャ…

私はそっとドアノブをまわした


「夏鳥さーん…
いるかな?」


辺り見回すと
転がっている体が1つ。

私はゆっくり周り込んで
顔を確認した


寝てる…よね?


私はしばらくその寝顔を
観察していた


その時、
夏鳥はパっと目を開けた


「あ、和音。」


そう言った夏鳥の視線は
私のスカート中


「え、ちょっと!!」

私はバっとスカートを抑えた


「おそすぎ。」

夏鳥は眠たそうに寝返りをうつと
ゆっくりと体を起こした

私は小さく謝った