「とりあえず、勉強しようぜ。」


「うん。」

____________


あれー?うーん。


「分からねぇ…。」


航平を見ると、もう終わって本を読んでいた。

早っ!!


「あ…、どうしたの?」


俺の視線に気づいたのか、顔を上げた。



「ずりぃぞ…お前だけもう勉強終わってるとか。答え教えろよ。」


「え…。でも…。」