「金くれるならヤってあげるけど。」 放課後、 知らない奴に呼び出された。 なぜか知らない。 けど、そんなことを口走っている俺だった。 __________ 「兄ちゃん!」 少しでも遅くに帰って来ると、顔を真っ赤にして怒ってくる弟。 「……うるさいな。」 体を汚した俺は、少しのことでイライラして、弟に当たる。 心は罪悪感で一杯だった。