沙織を見送ったあと、私は用事を済ませに向かう。 行き先は、お兄ちゃんの大学。 なんか、今日中に書類をもってこいって言われたから。 まぁ、ちょうどよかったって感じかな。 普通に歩いていると、 「ねえ、ちょっと君。可愛いー♪」 私は、なんかのスカウトをしてるのかなと思い、歩いていく。 理由は、私ではないと思ったから。 すると、 「ちょっとさ、どっか行かない?」 と、腕を引っ張ってきた。 このとき、初めて気づく新事実。 「私ですか?」