重い足取りで沙織の後を追う。 「ハイ、じゃぁ二人で並んでくださーい。」 そうカメラマンさんに言われても、もう私たちはお化け屋敷に入る前の状態的な感じ。 ちなみに怯えてる感じですよ? うん。ガッチガチでしたね。 「リラックスしてねー。」 そんな言葉も、耳には届かない。 シャットアウト状態。 そんな時、純くんの声。 「そういえばさー、向かいにおいしいって噂のケーキがあるらしいよー。」 ぴくり。 次は聡。 「じゃぁ、これ終わったら行くー?」