「にしても、暗いよなぁ。」 「そうだねー。あ、足元気をつけて。」 「おっと。」 「大丈夫?」 「ありがと。まさか樹があるとは・・・。」 「気をつけてね?」 「・・・おう。」 のんびりと歩いておりました。 あまり明るいとはいえない明かりを持って、ルートを歩く。 「あ、あっちだって。」 所々落ちている矢印が書いてある紙を見ながら進む。 あたりはもう真っ暗で、先も後ろもほとんど何も見えない。