「きゃぁあ!!」 「う、うわぁあ!!」 誰かが行くたびに悲鳴が響く時間が過ぎ・・・ 「んじゃ、がんばれよ。」 「千里ちゃんに怪我なんかさせたら、ぶっ殺すからな。」 「行ってくるぜ。」 「あぁ。健闘を祈る。」 そう、熱く手を握り締めあった後、 「いこっか。」 そういって、手を差し出してくる。 「ん、ありがと。」 しっかりと手をつないで歩き出す。