「あれ、二人?」 先生は私たちのことを見るとそう言った。 「え・・・重いんですか?」 「ううん。そうでもないと思うけど。」 「よかったぁ・・・。」 「まぁ、荷物がちょっと多いかな。」 「えぇ~・・・」 「だいじょぶ。私も手伝うから。」 「ありがとです!!」 そういうと荷物を渡されて、小屋を出る。 「前言撤回。地味に重いですよ。」 「え、そう?じゃぁ交換する?」 明らかに重そうな荷物を運んでいるから、首を大きく横に振る。 「いいんだったらいいけど・・・。」