「ねーねー。テントのたて方って知ってる?」
「ううん。てかテントってなに?」
「知らんの?まぁ、どうにかなるよ。」
楽観的な発言をしている違うテントの女子たちが向こうのほうから歩いてきた。
「テントってどこにあるの?」
「そこの小屋に先生がいるよー。」
「ありがとー。」
私はそのこたちに場所を聞くと、そっちのほうへ向かった。
「ところで、ちいって立て方わかる?」
「うんー。多分・・・?」
「・・・ホントに?」
「一応理解はしたつもりだけど・・・。」
「ま、寝れればいいからね。」
「さ、沙織さん、ワイルドっす。」
「え、そう?」
なんていう会話をしていると、着きました。

