幼馴染はアイドル!!


その様子を見ていた千里は小さくため息をつく。

結構距離を開けているため、向こうの会話は聞こえないが、沙織が楽しそうなのと、翔があせっているのだけはわかった。

「・・・楽しそうだな・・・。」

そう言って、気づかないうちに、慧君の首に回している手を強める。

またこわばったような気がしたが、

「どうかしたの?」

慧君は何事もなかったかのように話しかける。

「ううん。なんでもない。」

「そう?じゃぁ、なんかはなそっか。」

「うん。」

「ところで、今回のキャンプには何を持ってきたの?」

「あれ?えっと、資料・・・?」

「・・・え?」

「うんとね、なにかあったら大変だなーって思ってね、調べてきたの。」

「そうなの?」

「うん。」