「・・・っと。大丈夫?」 そういって支えてくれたのは慧君。 「うん・・・。ありがと。」 で、ぼーっとしていると、 腕が引っ張られて、体が宙に浮く。 「・・・へ?」 目の前に誰かの頭・・・? 「えっと・・・。」 少し戸惑っていると、 「どうせすぐだし、これで行こうか。」 そう言って振り向いたのは 「慧君!?え、ちょっと、へ?」 そう言っても慧君はおろそうとしない。 それどころか、 「じゃ、いこっか。」 沙織まで、私の荷物を肩にかけると歩き出した。