「・・・大変そうだな。」
「まぁ、夏=で何か。って感じで決めてるからね。」
「・・・テキトー」
「そんなもんだろ。楽しむんだから。」
そこで何もしゃべっていなかった健が口を開く。
「じゃぁ、それで勝負すればいいんじゃね?」
「は?」
俺は意味が分からなくて聞き返す。
「だってさ、競い合えばどうにかなるんだろ?
水鉄砲だってさチームを二つに分けて競えばいいし、
山だって先に頂上に着いたら勝ち的な感じでどうにかなるじゃん。。」
「「「「あぁー。」」」」
健がこんなこと考える子だなんて思わなかったわ。
「って思ってるんだろお前ら。」
「はははー」
図星だったのみんなで軽く流す。

