*千里Side 駅近くのカフェに沙織を呼んだ私はお詫びとともに、今までのことを説明した。 一通り話を聞いた沙織は 「もう・・・。なんでそれを早く言ってくれなかったの?」 そう笑って許してくれた。 「ごめんね・・・。」 私は沙織にパフェをおごると同時に、沙織は私にパフェをおごってくれた。 「これじゃ意味ないじゃんー。」 「いいのー。私が払いたかっただけだから。」 そう言って笑う沙織をみて、沙織が友達でよかったと改めて思った。