幼馴染はアイドル!!



すべて夏樹君はわかっていたのかもしれない。

私の視界がにじんでくる。

「君が一番よくわかっていると思うよ。」

夏樹君が私の心をえぐり返すように言ってくる。

「どうせそんな嘘ついて、前みたいになりたくなかったんだろ?」

またびくりと震える。


・・・なんで



知ってるの?


「なんで知ってるのかって?」


夏樹君が小さく笑いながら言う。


「それは、


俺の勘。」


・・・は?