幼馴染はアイドル!!


少しうれしそうに微笑む東君。

赤外線でメアドを送りながら、東君が言った。

「あと、名前で呼んでいいよ。」

「へ?」

急に言われて少し驚く。

「そのかわり、自分も名前で呼ぶから。」

「え、うん・・・。」

どうして急にそんなこと言うのかわからなかったけれど、

「じゃあね。えっとけ、慧君。」

「・・・君ついてるけどいっか。ばいばい、千里。」