その話を聞いたときにはもう遅くって、隣の家は空き家になっていた。 連絡したくっても、出来ない。 どこにいるかも分からない。 それから一週間、私は声が出なくなった。 どうしてこんなに悲しかったのか、分からなかった。 それから6年。 私は高校生になった。