「東君の家ってどこら辺なの?」 「あそこの2丁目だよ。」 「へー。けっこう近いねー。」 そんなことを喋りながら 「じゃぁ、俺こっちだから。」 「うん。じゃあねー。」 そう言って行こうと思ったとき。 ぐっと腕をつかまれた。 「なに?」 「メアド、交換しない?」 「え?いいよー。」