その間ずっととなりにいてくれた。 でも、 「・・・ごめんね。」 もうあたりは暗くなり、部活をやっていた人たちは支度を急いでいた。 「東君って、」 「サッカー部だよ。」 校庭を見ると、サッカー部が。 「ごめん。私につきあったせいで・・・。」 「別にいいよ。言っちゃあれだけど、試合に出してもらえそうにない感じだし。」 そう笑いながら言う東君。 「それに、泣いてる女の子が目の前にいるのに、放っておけないだろ?」