今日も見ると翔は女の子に囲まれていて、なんか楽しそうに話している。 翔も・・・笑顔。 見ているとそこにいた一人の女子と目が合った。 ・・・山本さん。 ぱっと目を逸らす。 山本さんに睨まれたような気がした。 「ねー、翔くん。」 ビクッと肩が震えた。 山本さんの声は大きく、まるでみんなに伝えてもらいたい感じだった。 次の言葉は私の予想通りだった。