「え、なに?」

少し困惑する翔。

私はどうすることもできなくなり、何でもない。と小さくつぶやいて、部屋に入ってカーテンを閉める。

「・・・何だよ。」

小さく翔がつぶやいたような気がした。

でも、私はやっぱりどうすることもできなかった。