「ま、街中!?」 「はい。だって、そういう場所のほうが行きやすいでしょ。」 「え、えぇ・・・。ですけれども、やっぱり周りの人とか・・・。」 そこで聡が口を開く。 「でも、こいつホント変装が得意で、この前、買い物の約束したら、見当たらなくって、俺がファンに見つかるっていうのが、何回あったことか・・・。」 「そ、それは大変ですね・・・。」 「まぁ、それほど変装が上手だという風に受け取ってもらえれば。」 「と、いうことは、」 「はい。普通に俺らはそこら辺にいるってわけです。」 「へぇー。」