…………そんな事を考えながら夕食を作ってた訳だけど、Desireが手際良く手伝ってくれた事もあって、ウチも意識を失う事も無く、そのまま夕食が出来た。
途中で味見もしてみたけど、特に問題も無く、普通に美味しかったかと思う。
「食事、出来たよー!」
ウチが机に食べ物を並べたり、皿を並べたりしてる間に、Desireが拓斗とBloodyを呼びに行ってくれた。
ウチは並べつつ、いかに“逃がして欲しい事”を頼もうか、悩んでいた。
ウチは終わる方だし、こういうのは全然平気なんだけど、内容が内容だけに頼みにくいし、切り出しにくい。
必要な道具はもう全部、人数分を揃えてるんだけどな…。
どうしても逃げる為だけど、自殺幇助に巻き込んでるようで、何か辛い。
「じゃ、戴きまーす!」
今日は土曜日だって事もあって、四人が同時に集まれたから、仲良く同時に食べ始めた。
これが本当に、最後の晩餐。
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