☆★☆★☆★☆★☆★




俺は中学時代のサッカー部のメンバーで、フットサル場に遊びに来ていた。

もちろん、マネージャーの駿河真亜咲(スルガ マアサ)も一緒だ。




「彰~、チーム分けすんぞ」

「おぅ」




適当な感じでチーム分けする。
俺は真亜咲と同じチームになった。

ちょっと嬉しい。






さっそく試合が始まった。
俺は真亜咲にパスを通そうとした。




「唯(ユイ)~~!」




真亜咲は反応しない。
逆に、他の男子メンバーが怪訝そうな顔をした。




「彰、おまえ……」





気付いた。



俺の呼びたかった子の名前は、真亜咲。
唯は元カノの名前だ……。






☆★☆★☆★☆★☆★





.