──また桜と2人の空間になった。
姉貴があんなことを言いながら部屋を出て行くし、お互いさっき色々恥かしいことを言い合ったから、妙に照れてしまう。
気恥ずかしさを隠す様に、自分の目の前にあるケーキにフォークを入れた。
そして、それを桜の口の前に差し出した。
「え?」
桜がびっくりした顔をする。
「全然食ってねぇだろ?ほら!」
更に桜の口にケーキを近付けると、桜は大きな口を開けてケーキを頬張った。
「…ん───っ、おいしい!…って、流瑠なんで笑ってるの?」
満面の笑みを作る桜の口元には生クリームが付いていて、子どもみたいなその姿が愛おしくてたまらない。
姉貴があんなことを言いながら部屋を出て行くし、お互いさっき色々恥かしいことを言い合ったから、妙に照れてしまう。
気恥ずかしさを隠す様に、自分の目の前にあるケーキにフォークを入れた。
そして、それを桜の口の前に差し出した。
「え?」
桜がびっくりした顔をする。
「全然食ってねぇだろ?ほら!」
更に桜の口にケーキを近付けると、桜は大きな口を開けてケーキを頬張った。
「…ん───っ、おいしい!…って、流瑠なんで笑ってるの?」
満面の笑みを作る桜の口元には生クリームが付いていて、子どもみたいなその姿が愛おしくてたまらない。


