支度して家を出た。 「なーお!」 『颯おはよ』 颯と会ったから一緒に行くことになった。 『そーいえば、颯と同じクラスらしいよ?』 「ぇ、まじ? さすが純♪」 『....あのさ、 迷惑かけると思うけどーー「迷惑じゃない!」 ''奈緒は笑ってればいい'' 優しい笑顔でそういわれて、 颯が兄弟で良かった って思った。 だから、 『ーーーありがとう』 笑顔でそういうと、颯はまた笑った。