「私、楽しそう、だね・・・・・・」

「だろ」

純哉君は楽しそうにそう言って笑い掛けてくる。

その笑顔と写真の中の笑顔は全く一緒。

そこで私は悟ってしまった。

元の私と純哉君は恋人だったって。

だから純哉君は私に色々してくれるんだって。

それと同時に今の自分の気持ちも。

私は純哉君の事が好きになっちゃったんだって。