真夏の雪


「はーい‼、今行きまーーす‼」


母親はいそいそと、玄関に向かった。



「あらー!あなたが‼………くるみーー‼
お隣さんよー。来なさーい‼」







さっきあたしに対して発していた声色とは確実に違う声であたしを呼んでいる



しぶしぶ玄関へ行くと、若い女の人がいた


後ろには男影が二人



「こんにちは。隣に引越してきた佐藤です。これからよろしくね?」



明らかに、ウチのお母さんより綺麗な女
の人は中2にもなるあたしの頭を撫でた。






すると、後ろの影が揺れた。