真夏の雪


まだ、真新しい家のインターホンをならす。




ーーガチャッ




「……は?」


あたしの、目の前には髪の色の戻った聖瑠がいた。


「……聖瑠だよね?」



「おう……」



「髪は?」



「おう……」



「…は?」



「バカなんじゃねぇの?」



「あ?」



鋭い聖瑠の、睨み。



「いや、今日はあんたに用は…」



「聖那だろ?」



「う、うん。よろしくお願い申し上げます。」



聖瑠は少し怒っているようで…



「聖瑠、もしかして拗ねてる?」




あたしの質問が図星だったのか



彼の耳は赤く染まっていた。


「はあ?ちげーし。」



そっぽを向きながら反論を言う。



……オイオイ。さっきの睨みは、どうしたんだい?