真夏の雪

降り向くと、聖那と同じ髪の色をした聖瑠が不機嫌にあたしを、にらんでる。




「……何?」



「…なんで、別れるんだよ。みんなじゃダメなのか?」



聖瑠の後ろの、美津子が不安気にこっちを見ている。



あたしは、何故か聖瑠を見ない…

いいや、見れないまま



「あたしは今、聖那と回りたい。ただ単にそれだけ。」


あたしは聖瑠の手を振りほどき、聖那の手を掴んだ



「行こっ‼」


振り向かずに