でも、あたし嘘とか苦手ですぐ顔に出ちゃうんだよねー。 と、いうわけで! 「ねぇ、次の移動教室‥‥」 「ごめんケイちゃん!先行くね」 「ここの問題なんだけど」 「ケイちゃん!あたし集中してるから」 なるべくケイちゃんとは話さないように心がけた。 カバンの中のプレゼントに顔がニヤける。 はっ危ない危ない。 今までの努力が水の泡になるところだった。