輝「あの…俺等よく分からないんですけど…」

痺れを切らした俺は理事長に聞いた。

大「……そうだったな。
でも俺等が勝手に話していい問題じゃねえんだよ…。
綾に直接聞くのが1番いい。」

輝「でもっ…綾は…」

大「…今から行く。
達也は雷風高等学校の理事長だから、きっと綾もそこにいるはずだ……。」

ーー雷風高等学校ーー?

輝「…兄貴!」

大「ん?どうした?」

輝「そこに俺の兄がいるんです。」

そういって俺は理事長室を出た。

携帯で兄貴の番号を探す。

頼む…出てくれ!

康「プルルルルルーーよぉ、久しぶり。」

っ!出た!