剛「どうせ、俺の族じゃねしな…兄貴が初代だしさ…」

どこかさみしげに笑う剛也。

綾「…分かった。」

そんな剛也を見てられなくて…私はそう返事してしまった。

剛「じゃあ…うちの幹部達紹介すんな。」

そう言って電話をかけ始める剛也。

あ、じゃあ康介もくるってことか…。

なんて考えていると、ドンっという音がした。

振り返ってみると、そこには男が4人立っていた。

……勿論康介もいた。